コンテナハウス 集合住宅・アパート用新型20Ft連結型

コンテナハウスのデメリットと言えば、一つとしては、幅です。コンテナとして輸送するには一定の幅・長さ制約があり、(例えば、20Ft長さ6058㎜、幅2438㎜; 40Ft長さ12192㎜、幅が同じく2438㎜)そのため、コンテナハウス内寸幅は内装断熱付きの場合、2.2m前後だけになります。レイアウトをいくら工夫して設計しても、コンテナハウスの中が細長い部屋になってしまいます。

このコンテナハウス利用上の問題点を解決するには、Uni-Konは新商品の連結型コンテナハウスを提案いたします。この新型連結型コンテナハウスは勿論、建築基準法など日本建築関係法律をクリアでき、建築確認申請に対応できるタイプです。

Uni-Konの開発した独特な連結方法で、高力ボルトにより頑丈でコンテナ同士の柱頭部を連結させ、前後左右の強度・剛性を確保し、構造計算にも対応できます。ボルト連結なので、設置連結時も撤去分解時も両方とも簡単に行えるので、コンテナハウスごとに移動・引越しすることは簡単に実現できます。

また、屋根部分も一般コンテナの屋根と違って特別設計したもので、一般のコンテナハウス連結部の雨漏り対策としてよく使われている大屋根をコンテナハウス同士の上に別に設けるのと違って、比較的に小さいカバー類の取り付けだけで万全な雨漏り対策を実現できるようになりました。大屋根を別に設置しなくて済むので、以下のメリットが得られます:
1. 大屋根を設けるための材料・人件費が省ける
2. 屋根連結工程が2,3時間程度まで短縮され、悪天候による設置工事停滞がほぼなくなる
3. 屋根部分がコンテナ本体と一体構造であり、上に別途設けた大屋根より台風に強い
4. 撤去や移動時、簡単に取り外して・再装着できるので、大屋根の処分・再建より経済的である
5. コンテナハウスとしてのすっきり感をそのまま保てる

複数のコンテナハウスを並列に連結することによって、内装内寸幅の2.2mの制約がなくなり、広々した部屋やもっとレイアウト上空間効率の良い設計ができます。居住者が住み心地よく、普通の木造ハウスに遜色しないコンテナハウスが実現できるようになりました。

コンテナハウスの用途も限られた数種から商用施設や住宅まで広がりました。オフィス、サロン、スタジオ、アパート、ホテル、旅館、民泊、集合住宅など想像力次第で、果てしれません。

ここで、例としてアパート、一人暮らし用のタイニーハウス、集合住宅として使えるレイアウト一案を皆様にご紹介いたします。

まずは、この案のレイアウト設計図です。

連結型コンテナハウスを集合住宅・アパートに応用するレイアウト
連結型コンテナハウスを集合住宅・アパートに応用するレイアウト

20Ftハイキューブ規格のコンテナハウス2台で構築されます。27.7平米(8.4坪)床面積だけですが、1LDKの配置で、厨房、トイレやお風呂(浴室はユニットバスで代替可)、室内洗濯機置き場、納戸など全部揃ってあります。

ハイキューブの2896㎜外寸高さのおかげで、内部も2.42mの天井高さを確保でき、住宅として十分住み心地よく暮らせます。

それから、コンテナハウスの中を見てみましょう

連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)1
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)1
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)2
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)2
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)3
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、出荷状態(家具無し状態)3

まずは、家具や設備類の入れてない出荷前状態です。画像中のコンテナハウスの内装方式は:1.6t鋼板壁+50mmウレタン発泡断熱+LGS(軽天下地)+石膏ボード+塗装仕上げです。床は28mm合板+4.5㎜塩ビフローリングです。勿論、特注生産なので、ご希望に沿って材料から仕上げ方式までほぼ何でもカストマイズできます。熱対策である断熱施工がしっかりしてあり、内装材料や方式も従来の建築と同じなので、コンテナハウスの中としては、一般の木造の住宅となんの変りも感じません。「コンテナハウスだから暑い、貧乏くさい」と偏見をお持ちの方はいかがでしょうか?

簡単な家具ですが、家具を入れると、また生活感と広さが実感できるので、見てみましょう。

連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、リビング・キッチンです
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、リビング・キッチンです

連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、リビング・キッチンです
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、リビング・キッチンです
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、トイレ・洋室のドアを開けた状態
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、トイレ・洋室のドアを開けた状態
連結型集合住宅・アパート用ダイニングからトイレを見る
連結型集合住宅・アパート用ダイニングからトイレを見る
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、浴室からトイレと洗面台を眺める
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、浴室からトイレと洗面台を眺める
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、トイレから浴室・お風呂の中を見る(画像中浴室はユニットバスではないが、ご需要によって、1611型のユニットバスで代替できます)
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、トイレから浴室・お風呂の中を見る(画像中浴室はユニットバスではないが、ご需要によって、1611型のユニットバスで代替できます)
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、洋室とリビングです
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、洋室とリビングです
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、また洋室とリビングです。
連結型集合住宅・アパート用コンテナハウスの中、また洋室とリビングです

いかがでしょうか?一人暮らしの方の為のアパート賃貸、集合住宅や民泊としてレンタル経営としては、意外と居心地の良いと感じませんか?

コンテナハウスの中を見終わったら、外も見てみましょう。

平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、北側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、北側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、南側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、南側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、北側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、北側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、南側
平屋集合住宅連結型コンテナハウスの外観、南側

20ftハイキューブコンテナハウス8台連結の形式ですが、実は2台/部屋(ユニット)で、集合住宅の4部屋(ユニット)分のレイアウトです。外壁にはコンテナの無機質感のコルゲート鋼板ではなく、温みの感じれる木面のサイディング板(このサイディング板は、立体成型印刷した0.4㎜耐食コーティング金属面+16mmウレタン発泡+アルミ底面で構成され、お好みによって、赤レンガや石材、木など幅広い素材を色・柄の面で模擬できます。追加耐久・断熱性能もあり、コンテナハウスを変装するのに、相性の良いオプション材料です。)を張り付けてあり、ウッドハウスに変身したようなコンテナハウスです。また、一般コンテナハウスと違い、軒部品も装着してあり、雨水による壁面の汚れ・腐食が大幅に軽減できます。

Uni-Kon連結型コンテナハウスの新型屋根1
Uni-Kon連結型コンテナハウスの新型屋根1

屋根は排水勾配ができてあり、雨樋による組織排水が実現でき、屋根上の雨水溜まりによる屋根の腐食が根本から免れ、軒の追加による壁面の汚れ防止とともに、コンテナハウスの錆への耐久性アップ、メンテナンス費用の軽減に繋がります。

Uni-Kon連結型コンテナハウスの新型屋根2
Uni-Kon連結型コンテナハウスの新型屋根2

では、一番肝心なのは、このコンテナハウスの価格は?

はい、単刀直入に申し上げます:280万円/ユニット(20HQx2台、27.7平米)(税抜き、輸入関税率0%+消費税率8%が別途必要)です。金額の中に含まれるのは、家具以外の上物部分(画像の中に見える内装、浴室、外装、屋根追加部品などが含まれる)と中国工場から日本国内までの保険・運送料(港から200KM範囲内、コンテナトレーラーが普通に走れる道路で到達できる位置まで、荷下ろしクレーン含まず)です。(運賃や材料コストは随時浮動するものなので、ご購入時に多少変動の可能性があり、ご了承ください。)

一般のファミリーカー一台くらいの金額じゃん?めっちゃ安い!と驚いて信じないかもしれませんが、Uni-Konの設計・管理の下で中国工場からの直販価格なので、こんなもんです。そもそも、コンテナハウスは安くなければ、わざわざコンテナハウスを使う理由はないと考えます。

建築するにあたって、費用は別にあるのはご承知だと存じますが、別途に基礎工事、電気配管工事、現地設置工事、確認申請費用、現地重機レンタル、家具購入費などもあるので、これらの費用は上記金額の中には含まれていません。本体が安いから、逆にこれらの費用が建築本体と同レベルか本体よりも高いかもしれませんけどね。

それしても、低コストタイニーハウスのソリューションとして、投資家にとっても、断捨離を貫く若年層消費者にとっても十分魅力があると言えるでしょう。

繰り返しとなりますが、開口部をこういう風にしたい、内装を他の方式でやりたい、内装を自分でDIYしたい、サイディング板を他の様子にしたい、本体鋼鉄部分だけを購入して内装などを日本でやりたいなどなど、これらのご要望を抱えている方にUni-Konは全部お応えできますので、是非一度Uni-Konへお気軽にご連絡ください。無料で、あなたの夢と個性を入れて、コンテナハウスのカストマイズ設計を先行できます。

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