究極コスパ性を目指すコンテナ客室レイアウト
20Ftコンテナ客室は、長さはあるが、幅はどうしても2.2m程度しかなくて、困ってしまう。。。そう思われたことはありませんか?単棟14平米以上の床面積があるのに、そう広くは感じません。。。しょせんコンテナだから、どうしようもないか。。。と、あきらめたことはありませんか?
そのようなあなたに、究極なコスパ性(単室コンテナ上物コスト60万円台)を目指した「40Ftx3連棟=8部屋」幅広型コンテナ客室レイアウト案をご紹介いたします。
レイアウト・間取り図

上の間取り図の通り、40Ftコンテナを3連棟し、中の仕切り壁で8部屋に割ることで単身社員寮、学生寮、作業員寄宿舎にちょうど良い大きさ(床面積10.75平米)の客室ができてきます。20Ftコンテナホテルのような細長い部屋形状と違い、この案の部屋形状が正方形に近く、全部の空間が有効利用できているので、図面数字的には小さいが、実感的にはなかなか広くて居心地の良い部屋になります。
CG・パース画像
上記レイアウト図をレンダリングしたパース画像は以下の通りです。この広さ、いかがでしょうか?



外部躯体の大体様子
外部まで細かくレンダリングはしていませんが、ほぼ弊社納入事例18合宿施設・事務所用コンテナハウスの事務所ウィングと同様(開口位置は当然違いますが)です。




簡単に計算、ほかの選択肢、ほかのメリット
いかがでしょうか?40Ftコンテナを連棟して使うと、幅広型のコンテナ客室が実現できているのです。20Ftと比べて計算すると、40Ftを3連棟して8部屋まで割ると、単室面積=40Ftx3/8で、20Ft(=40Ftx1/2)よりやや小さいです。(が、20Ftより広く感じられる空間になりました。)
40Ftコンテナ連棟で寮やビジネスホテル、作業員宿泊施設に応用することのメリットとして、単なる部屋幅が広くなる、躯体コストが削減できるだけではありません。光熱費節約やメンテナンスのやりやすさなど、運営面にもメリットがたくさんあります。
そして、同じく幅広型客室で、20Ftと同等レベル床面積の選択肢(40Ftx2/4、もっと広々感じるレイアウト)もあるので、ぜひこちら、幅広型コンテナ客室へご参考になってください。