中国からコンテナハウスを購入する時の問題(その1)――理解疎通篇

はじまり:

建築費を抑えるのに、中国から建築基準法に則ったコンテナハウスを購入する方法を思いついた施主様は多くいる存じます。既往の建築経験を生かし、コンテナハウスを建てることも「建築士が図面作成し、中国工場に渡し、見積ってもらって・生産してもらう」のように簡単に考えがちかもしれませんが、実はそう簡単ではありません。

建築士に相談したり、コンテナハウス工場を探したりするなどの初歩段階からも徐々に認識してくると存じますが、中国からコンテナハウスを購入するということの中には沢山の「見える問題」と「見えない問題」が潜んでいます。

本文は3部分(理解疎通篇、設計篇、現場監督篇)に分けて、これらの問題を列挙して説明する同時に、Uni-Konがどのようにこれらの問題を解決できるかをご紹介いたします。

本篇はその第1部分で、購入前期・初期の理解疎通篇をご紹介いたします。

第一部分:見える問題――理解疎通篇

問題1:建築士がコンテナハウスの特殊性を理解していない問題

コンテナハウスは「コンテナ」の名がついているのは、コンテナとして運搬できることが設計前提であるためです。コンテナとして運搬できなくなったら、家サイズの貨物を国際間運搬することになり、運賃が莫大(場合によっては貨物と同等金額にも)な金額になってしまい、中国からコンテナハウスを購入する意味がなくなってしまいます。コンテナとして運搬できる条件として、ISOコンテナ基準などに多数の条例が記述され、これらの条例を逐一クリアさせながらの建築設計になるので、慣れていない建築士様が戸惑うのは無理もありません。

また、よくあることですが、建築士様がせっかく苦労して設計したコンテナハウスが、日中両国の材料供給面の違いによって、中国では製造不可能な「台無し設計」「二度手間設計」になってしまいます。

Uni-Konの対応
Uni-KonはISOコンテナの運送制限を承知している上、日本の建築基準に満たし、且つ中国で供給可能な材料(JIS鋼材など、場合によっては設計案ごとのご提案も可能)を建築士様にご提案できます。

問題2:コンテナハウス工場は日本の建築法規要求などを理解していない問題

中国のコンテナハウス工場は港湾都市に立地し、ISO海上コンテナの生産・修繕事業の傍ら、国内外向けに各種特殊物流装備・コンテナハウスを生産するような事業形態が殆どです。「結構海外向けもやっているので、日本の要求は理解できるんじゃないか」と思われるかもしれませんが、残念ながらそうではありません。

「海外向け」と言っても、世界中を見渡したところ、地震大国日本ほど建築法規の厳しい国はありません。ネットで調べれば分かると存じますが、ドイツやイギリスなどでは、貨物コンテナのままでも「7階建て」「2000平米以上」の大規模コンテナ建築物がにょきにょき林立する一方、日本では辛うじて「4階建て」「500平米以内」の小規模建築物しかありません。側面からですが、日本の建築基準の厳しさと独特性を認識できます。

中国国内・日本以外の海外向けを常にやっているコンテナ工場こそ、日本からの要求が「いちいちうるさい」「ロットが少ないのに、面倒くさい」のような本音を持ちがちです。

Uni-Konの対応
Uni-Konは2011年から日本に対して豊富なコンテナハウス輸出経験を持っており、日本の建築法規条例をはじめ、構造・施工面などにも深く理解しており、日本からの厳しい要求事項の重要さを工場に納得させ、伝えることができます。また、Uni-Konも長年提携の日本向けコンテナハウスを製作し、品質重視する工場を持っております。

問題3:言語障害・意思疎通の問題

中国からコンテナハウスを購入するので、言語疎通の問題は天然的に存在します。中国をよく知っている人、中国人留学生、旅行社の方などに依頼して通訳してもらったり、英語で交流を図ったりされる方が多くいると存じます。

しかし、改めて認識してほしいのはここで引っかかっている問題は単なる言語自体の問題ではなく、その他、建築・構造・配管・電気・内装・コンテナなど複数分野にわたる背景知識が物を言います。筆者は提携工場の依頼で、日本からのお客様との打ち合わせに立ち会う経験が結構あります。そんな時、通訳を連れてくるお客様もよくいます。挨拶・事業紹介などの段階はスムーズに通訳してくれますが、技術的な打ち合わせに突入した途端で「何が何だか」自分もわからないままで訳した挙句、全員が首を傾げることがしばしばあります。言語のプロであっても、専門分野でのド素人というわけです。その度に、筆者が通訳を担い次ぐことになります。

Uni-Konの対応
前述にも述べたように、Uni-Konは長年コンテナハウスを携わっており、日本建設現場から中国生産現場まで、両端での立会経験を豊富に持っており、日本語は勿論のこと、コンテナハウス周辺の専門分野での技術交流・交渉なども問題なく対応できます。

終わり:

以上、中国からコンテナハウスを購入する前期・初期に遭遇する理解疎通上の問題をご紹介いたしました。次回は、中国からコンテナハウスを購入する検討期に遭遇する設計・見積・施工図面上の問題をご紹介いたします。是非お読みになってください。「中国からコンテナハウスを購入する時の問題(その2)――設計篇」

友達とシェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。