コンテナハウスのペンキ補修・メンテナンス
耐久年数が長くても、適切なメンテナンスが欠いてはいけません。除雪道具などで表面ペンキを衝突などによって、塗装が剥げた場合、早期発見と適切な補修が求められます。
メンテナンスはペンキ傷の状況によって、3つに分類できます。
1. 上塗りである表面ペンキが擦られた程度で、中塗りや下塗りがまだ健全で、鋼鉄素地が全く見えない状態ですと、傷周辺の埃、表面ペンキの老化粉末をきちんと拭き去り、上塗りペンキと同種類のペンキや相性の良いペンキを塗り替えるだけです。
2. 傷がかなり深くて、鋼鉄素地が見えるまで塗装が壊された場合、鋼鉄素地が錆び始めるのは発見できます。この場合、ペンキの付着力向上と錆の食い止めの目的で、紙やすりやスチールウールなどを使って、錆の全部と傷周辺のペンキを一緒に取り除き、埃、粉末、水分などのない状態でリッチジンクエポキシ樹脂ペンキを下塗りとします。下塗り乾燥後、エポキシ系かアクリルウレタン系の上塗りペンキを施して、修復になります。
3. コンテナの表面上塗りペンキが老朽化し、粉末化(チョッキング化)が深刻な状況である場合、上塗りペンキの塗り替えが必要とされます。この場合、新ペンキの付着力を上げるため、粉末化した上塗り粉末を取り除く必要があります。高圧洗浄機を使って(圧力を調整し、現存中塗りと下塗りペンキが剥げないように)洗浄したほう良いでしょう。水分が蒸発してから、新上塗りペンキを施します。